hamuro

兼六園の印象

こんにちは。スタッフの羽室です。

花粉症がひどくなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、先日は社員旅行で石川県と岐阜県に行ってきました。

石川県では日本三名園の一つ、兼六園が個人的に楽しみでした。

実は学生時代に一度行ったのですが、当時はすごく広い日本庭園という印象しかありませんでした。

 

今回は、曲がりなりにも庭のシゴトをしているので見え方が違うかなと思いましたが、

やはりまず感じたのは、そのスケールの大きさです。

広大な敷地も背景となっている山々までも借景にして取り込んでいたり、

空が水辺に映り込み、より広大な世界を見せています。

 

 

 

また梅林があったり、池や水亭があったり、噴水があったりと見どころがたくさんあります。

当時の大名が楽しみのために作ったということで、松を鶴やカメに見立てて刈り込んであったり、

石橋の模様がカメの六角形にしてあったりと、庭を見るタノシミや工夫もたくさん仕込まれています。

 

 

同時に腕のいい職人さんが丁寧に手をかけて、兼六園を守ってこられたんだなという頭の下がるような思いがしました。

自然に見えるように見せている。そのすごさを改めて感じました。

 

そして個人宅のお庭とはスケールが違いますが、ずっと大切にされるお庭づくりを心がけていきたいなと思います。

いろいろな人とはなしができましたし、やっぱり庭っていいなと感じたタノシイ旅行でした。